2013年6月5日水曜日

ServersMan@VPSを借りてからやったこと

前々からVPSを使ってみたかったので、ServersMan@VPSの一番安いEntryプランで契約した。
さくらVPSと悩んだが、ServersManであれば月々ワンコイン(490円)で済むのが決め手だった。

ちなみに、スペックはこんな感じ(2013/06現在)

Entryプラン
月額: 490円
保証メモリ: 1GB
ディスク: 50GB
IPアドレス: IPv4 x 1 + IPv6 x 1


それと、Entryプランだとリモートコンソール機能がついていない模様
(Standardプランから付属)

一応、AirDisplayというWebツールが付属しているが、リモートコンソールとは別物のよう
(間違っていたらごめんなさい)

この、「リモートコンソールがない」という点がネックで、特にiptablesやsshの設定時には注意する必要がある。
ネットワーク周りで失敗して、2回ほどOSの再インストールからやり直すことになった

初期化時に選択できるOSは以下の通り
(2013/06現在)
  • Cent OS
    • 6.3(32bit)
    • 5.4(64bit)
    • 5.4(32bit)
  • Debian
    • 6.0(64bit)
    • 6.0(32bit)
  • Ubuntu
    • 10.10(64bit)
    • 10.04(32bit)

見てわかる通り、Ubuntuが古い・・・。せめてサポート期間が終了していないバージョンにしてほしかった。

さて、今回はOSとして個人的に使い慣れているUbuntuを選択し、できるところまで(後述)ディストリのアップグレードを行った


初期化

まずは、Ubuntu 10.10を選択

接続

初期化後に起動すると、自動的にSSHサーバーが立ち上がるのだが、ポート22ではなく3843で待機している点に注意

ユーザ名はroot、パスワードは契約の際登録したメールで受信しているはず

/etc/apt-sources.listを編集

Ubuntuのバージョンが古く、aptリポジトリの場所が変わってしまっているので変更する
# deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu hogehoge......
# ↑これを↓に変更(全部)
deb http://old-releases.ubuntu.com/ubuntu hogehoge......


念の為、aptリポジトリと現在のアプリケーションを更新
apt-get update
apt-get upgrade


アップデートマネージャをインストール

apt-get install update-manager

ディストリをアップグレード

do-release-upgrade

終了後に、1022番ポートがどうとか言われるが、再起動後も3843ポートでSSH接続可能だった
再起動後、しばらく時間がかかるので注意
これで、Ubuntu 10.10からUbuntu 11.04へのアップグレードが完了する

さらに、Ubuntu 11.11へのアップグレードを行う
do-release-upgrade

これで、Ubuntu 11.04からUbuntu 11.10へのアップグレードが完了する
さらに、Ubuntu 12.04へアップグレードしたいところだがここでやめておいたほうがよさそう

一度、12.04までアップグレードしたのだが、"apt-get upgrade"した際に「カーネルが対応していない!」と怒られてしまった。カーネルを新しくすればなんとかなるとも思ったのだが、どうやらServersMan@VPSで使用しているOpenVZはカーネルの変更ができないらしく、断念した

最後に、自分の環境では何故かローカルループバックがなかったので追加を行った
sudo ifconfig lo 127.0.0.1
sudo ifconfig lo up

以上で、Ubuntuのアップグレードは終わり

別途、一般ユーザーを作成してrootログインを禁止したり、パスワード認証を禁止して鍵認証にするなどセキュリティ上の対策を行う必要がある


スペック的に今のところ不満はないので、しばらく使ってみる予定

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